10.「天日干しです。」

漬け込みが終わったら、いよいよ天日干しです。
5日~7日間、天地返しをしながら干します。
その後、選別作業。傷のついたものやつぶれているものは除きます。
全て手作業でされるそうです。
11.「塩度調整をします。」

次の工程は、梅を漬けた時に出来た梅酢を薄めて、
塩分の濃度を2日間かけて調整していきます。
“焼きうめ”の塩分は14%、“ねり白梅”の塩分は16~18%内です。

無添加でさらに常温で
一年保存を可能にする場合は、この塩分濃度がないと難しいのだそうです。
12.「さらに天日干しを繰り返します。」

塩度調整が済むと、
さらに2日間、手作業で丁寧に
天地返しをしながら天日干しをします。
“ねり白梅”は、天日干しは1回。
(この天日干しをしない業者も多いそうです。)
そして、機械によって練り上げられます。
吉田さんのところでは、機械に工夫がされており、
とてもなめらかで細かい“ねり白梅”が完成します。
13.「炭火で直火焼きにします。」

いよいよ、
梅を炭で焼きます。
これも、全て手作業。

網に梅干を並べて、丁寧に返しながら3~5分焼きます。
炭で焼く事により、遠赤外線効果がでて、種までじっくり火が通ります。
この工程をガスで焼き目をつけるだけ、というところもありますが
吉田さんの所では、一つ一つ手作業で焼いていきます。
14.「“ムメフラール”が生み出されます。」

美味しそうに焼けています!
そして、遠赤外線効果で、“ムメフラール”なるものが生み出されるのだそうです。
“ムメフラール”は、血液浄化作用があり、
血液をサラサラにしてくると言われています。
また、炭火で焼くことで、梅干の味わいもまろやかになります。

※ムメフラールとは・・・
加熱することでクエン酸と糖の一部が結合して生まれる有効成分。
ムメフラールはクエン酸などと一緒に血液の流れをサラサラにするサポートをしてくれます。
生梅や梅干などには含まれていない成分です。
15.「吉田さん、ありがとうございました。」

自然農法で作った梅を、昔ながらの方法
“塩蔵熟成”させて、
全て手作業で作られる“焼きうめ”。
そして、なめらかで使い勝手の良い“ねり白梅”。
梅の花が咲くのが3月中旬ですから、製品が完成するまでになんと、
一年以上を費やして、それに手作業で作ってくださっている
吉田さんご家族に、本当に頭の下がる思いでした。
体に良いと言われている、梅干も生産効率のみを追及して
短期間で漬けているもの、塩分を抑えるために添加物を加えてあるものも多いですよね。
日本の伝統食の梅干。
塩分は一年常温で保存できる最低濃度ですが、
最初の一口は“しょっぱ~い”です。
あとからじわじわと梅の奥深い味と風味が楽しめます。
是非、本物の味をご賞味下さい。
左から:吉田徳三さん、吉田正徳さん、
ライフサポート:松本 雅子
吉田さんの「焼きうめ」はこちら
吉田さんの「ねり白梅」はこちら
