伊勢市の海藻
08.4.2「伊勢市の海藻」ができるまで その1

「まずは!伊勢市でひじき製造業をされている瀬尾さんより
“こだわり”のメッセージ

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伊勢の瀬尾です。(向って左がご本人、右は息子さん)

ひじきの製造、その他の海産物を取り扱ってもう38年になるんです。


伊勢のリアス式海岸で取れる、質の良く美味しいひじきを仕入れて
息子と一緒に作っとるんやけど、昔ながらの天日乾しにこだわって、
今日も調度ひじきを乾しとるとこなんです。

伊勢志摩の海産物は、とても質が良く美味しい。

私は伊勢志摩産の海産物の中でも、とにかく質が良くて
美味しいものだけを扱う事にしとるんです。

海藻類は健康維持にも一役ありますもんで、
ぜひ、良質な物を毎日食べて欲しいですね。




瀬尾さんこだわりの「伊勢産 長ひじき」はこちら

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1.「瀬尾さんは、ひじき業界の“No1”です。!」

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とってもきれいな海。

伊勢湾から車で1時間ぐらいの伊勢市内に
瀬尾さんの事務所と
製造工場があります。

瀬尾さんは2代目で、ひじきや海藻に携わって38年。

現在は息子さんと一緒にひじきの製造をされています。

また、“三重県ひじき協同組合”の理事長でもあり、
ひじき業界では、“No1”の方です。


今回は、ひじきの作り方や海藻の選び方を教えて頂きました。






2.「ひじきが製品化されるまでを伺いました。」

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まずは、ひじきとなる“原草”を刈り取ります。

この写真は、
「ひじきの刈り取り風景」です。

大潮は月に2回。1回の大潮は2~3日間続きます。

収穫できる期間は、
月に4~6日間

と言う事になります。

この間に、カマを使って手作業でひじきを刈っていきます。

刈った後は、海岸で数日間乾燥させます。

この乾燥は機械乾燥をする物もあるそうですが、
瀬尾さんは、自然乾燥のみを取り扱っています。

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干潮時に現れた、
天然ひじきです。











3.「“原草”を仕入れます。」

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“原草”(げんそう=ひじき)の仕入れは、瀬尾さんの大切な第一工程です。



伊勢志摩産のひじきの中でも、
天然物で2月~5月の間に収穫されたものだけを仕入れます。

この時期に収穫されたものは柔らかくて大変美味しいそうです。

天然で育ったものは干潮と満潮を経験し、
日光もたっぷり浴びるので、とても美味しく育ちます。

収穫方法も“カマ狩り”といって、
カマを使って手で刈り取ったものだけを選びます。
カマで刈る事により根の硬い部分が混入しません。

収穫した後は、海で数日乾燥させた物を選びます。

現在は90%以上が輸入物ですが、
国内産のひじきは輸入物に比べると太くて、
食感もよく味も入りやすいそうです。

やはり比べ物にならないぐらい美味しい
とのことでした。

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収穫後、浜で数日間乾燥させた“原草”のアップ写真です。



芽の部分が“芽ひじき”に、
茎の部分が“長ひじき”になります。





4.「井戸水で塩抜きします。」

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良質の“原草”は、水分を20%含んでいます。

まずこれを、写真の大きな網に入れて
井戸水で洗います。
その後、2時間ボイラーで炊きます。

1日に150kg入りのものを4回、
合計で600kgの“原草”を炊き上げます。

ここから、ひじきとなるのは約半分の300kgです。






5.「天日乾しです。」

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瀬尾さんの事務所の向かいにひじきの製造工場があります。

約300坪の敷地でひじきを天日乾しします。

お天気にもよりますが、冬は3日間。
夏は1日で乾きます。

伊勢市は晴れの日が多いため、ひじきが乾燥しやすく、
昔からひじき製造が栄えたのだとか。

天日乾しにすることで、柔らかく美味しいひじきができます。

機械乾燥は100~120度の高温で、しかも・・・
40分位でスピード乾燥をさせるので、硬くて美味しくないのだとか。

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今日で3日目の
長ひじき。

乾燥はこれで完了です。

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今日で3日目の
芽ひじき。

乾燥はこれで完了です。








6.「毎日、夕方にひじきを倉庫にしまいます。」

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毎日、夕方4時には社員総出で、
乾燥した「ひじき」を取り込みます。

まずは、モーターから風を送り、ひじきを中心に集めていきます。

その後、ほうきを使ってさらに集めます。



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中心に集まったひじきを、手作業で箱に詰めていきます。

30分~60分という、早業でした。

風の強い日は、まとめたひじきが飛ばされて、取り込み作業は大変だそうです。

皆さんのチームワークは、ばっちりです!





7.「機械で異物をチェックします。」

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乾燥が終わったひじきは、
芽ひじきと長ひじきに選別されます。


その後、芽ひじきは機械を通して異物を除いて行きます。

機械では、重さ選別(石を除去)→色別(ゴミを除去)→風力選別(ゴミを除去)→金属探知機(金属を除去)という順で、徹底的に異物を除いていきます。

長ひじきは、機械を通せないので全て異物除去は
手作業で行うとの事でした。







8.「最終チェックは人の手で行います。」

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最後は、機械で除けなかった異物を人の手で2回チェックを行います。この選別が細かい作業でとても大変との事でした。

こうして、やっと袋詰めです。


袋詰めした後もさらに機械に通して、金属の混入と重さをチェックして、
やっと商品として完成です。
とても手間がかかっていて、ビックリしました。

伊勢志摩産のひじきを早速試食させて頂きました・・・

“ぷっくり、ふっくら、とても柔らかく美味しいひじき” で
味もしっかりと入ります。

煮付けやサラダ、コロッケなどに入れても美味しいひじき。
カルシウムもたっぷりですから、毎日摂りたいですね。

瀬尾さん、上質のひじきをありがとうございます。






次回は、「青さのり」ができるまで。をご紹介します。お楽しみ!






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