2009年07月25日
 ■  最近の出来事

久しぶりに再会した方の調子が良くないようでした。
その方は以前は、マクロビオティックを実践し、とてもお元気にお過ごしでしたが、久しぶりにゆっくりお会いしたら、

「なんとなく調子が良くない。元気も出ないし、なんだか寒いし、生サラダが食べたくて、よく煮たものは食べたくない。お菓子は食べたくないけど、バナナは食べたい。お肉もお魚も食べたくない。」

と、お話ししてくださいました。
ほかにもいろいろお聞きしました。
そして、見るからに元気がなく、あまり食べられないせいか、胃酸が上がってきているようでした。


彼女の食生活は、朝は、バナナとボウルいっぱいの生サラダに、バジルをちぎって、レモン汁をかけたもの、少しの玄米とお味噌汁。
お昼も、ボウルいっぱいの生サラダに納豆、玄米。
夕御飯も、ボウルいっぱいの生サラダは変わらず、少しの玄米とヨーグルト。
という感じでした。

塩分も気にされていて、おみそ汁はうすめのものを一日いっぱいと決めていて、梅干しもあまり摂らないし、すべてが薄味でした。


なるほど、もしかしたら、ミネラル不足なのかな、と思いました。
マクロビオティックでいわゆる強い陰性のものが多いのかなと思いました。
玄米は召し上がっているので、まずは、具だくさんスープを食べてもらおうと思いました。
体の調子が良くないときには、汁物が食べやすいし、消化も良いです。
なので、風邪をひいたりすると、やわらかい水分多めのお粥を食べたりするんですよね。
玄米おじやもおすすめです。


というわけで、スピリットピーを使って、ごぼうやにんじん、体を安定させるかぼちゃやキャベツを入れたスープを作りました。
スピリットピーを使うと少しとろみがつくし、かぼちゃを入れると甘くなるので食べやすいような気がして…


煮込んだものは食べたくない、とおっしゃっていたけれど、一口召し上がったら、これなら食べられる、おいしい、ということで、一杯しっかり食べてくださいました。
ほかにも梅ドレッシングの、小松菜のゆで物や、プレスサラダを作りました。
夕御飯も、そんな感じで作ったら、次の日、ずっとお通じがなかったのが、やっと快調になったと、笑顔を見せてくれました。
次の日も、彼女の調子が整うように、雑穀を使ったスープを作り、根菜の煮物を作りました。
スープはお替わりをしてくれました。
そうしたら、見る見るうちに元気になって、2日前が嘘のように明るく、活力いっぱいになりました。


「ありがとう、あなたのおかげで元気になった。自分でもおかしいな、と思っていたの。もう一度、マクロビオティックやってみる。まずはスープの作り方を教えて。」
と言ってくださいました。

わたしは、今まで習ってきたことや、経験してきたことから、わたしなりに判断をして、作ってみただけのことで、そんなに感謝をしてもらうことじゃないけれど、でも、やっぱり嬉しかったです。


今回の場合は、強い陰性のものが多かったことと、塩分が極端に少なかったことが、不調の原因だと思いました。
夏は、暑いので、汗をたくさんかきます。水分も多く摂るようになるので、どうしても、体からミネラルが排出されてしまいます。
なので、適度に塩分をとらないと、体が弱ってしまいます。
彼女の場合、動物性食品をとらないので、なおのこと、ある程度の塩分が必要になります。
というわけで、梅干しを使ったおかずや、根菜のスープ、お味噌を使ったおかずなど、適度な塩分と根菜が入るようにしてみました。
もちろん、適度な陰性素材も取り入れつつ…


すっかり元気になった彼女とは、今度、おいしいランチを食べに行く約束をしています。
たった2日の出来事だったけれど、食べ物で体が変わること、心が変わることを、また改めて感じました。
食べ物って、本当に不思議。
良いほうにも、不調にも、体を持っていく。
そうすると、心も元気になったり、弱ったり、つながっている。
マクロビオティックって、素晴らしいなぁ。
でも、昔の人は、それを感覚で分かっていたんだろうなぁ。
今のわたしたちは、感覚が鈍って、「マクロビオティック」という言葉で、考え方で、理解しているけれど、昔風に言うなら、マクロビオティックは、「おばあちゃんの知恵」であって、本来は特別なことじゃないんだろうなぁ、と思いました。
昔から、夏バテには梅干しって言うし、そういうことなんだろうな。


最後に、わたしは、こういう不調を良くするためのお料理や、お病気治しのお料理は、「元気になりますように。良くなりますように。」の思いを込めること、それを一番大切にしています。


これからも、彼女が元気いっぱいでありますように。


投稿者 watanabe : 2009年07月25日 23:36

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